ITILv4のざっくり研究
「ITIL v3/2011 edition」から8年ぶりのリリースになるので、気になるところです。
これまでの「ITIL v3/2011 edition」との違いについては、以下などが詳しく書かれています。
◆ITILv4について、ざっくり解説
・サービスバリューシステム(SVS)という概念
「サービスによる価値を創造するためのシステム」
→ITILv3では、サービスを4つのプロセスに分けた「サービスライフサイクル」という考え方だった。
やりたいこと(効率化等)があり、それをITで達成するための段階として各プロセスがある、という考え方。
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言ってみれば、「これ、ITで何とかして」とボールを渡されたところからのスタート、という考え方でした。
SVSはそこを更に上流。組織・ビジネスレベルでの価値創出や課題解決のためのシステム、と言うことができます。
◆所感:分かりづらい!けど納得できる面も
えーと、私はITサービスマネージャの資格を持っていますが、正直上記の参考サイトを3回ぐらい読んでも、すべては理解できませんでした…。
サービスバリューシステムやサービスバリューチェーンの概念図、もうちょっと何とかなりませんかね…。
とはいえ、ビジネス全体をスコープとしたITマネジメントという点は納得です。
・同じ会社内でも、プロジェクトや部署、チームごとに「部分最適」のITサービスマネジメントになりやすい
上記のような、ITを取り巻く環境の変化に対応したITサービスマネジメント、という気概は感じられました(←偉そう)。
もう少しするとITIL v4も浸透してきて、それに伴うマネジメントの変化にもつながってくるかな、という印象でした。