プロジェクトマネジメント入門

ITサービスマネジメント、プロジェクトマネジメント等。主にIT系の話題について。

「意識を変えると見える世界が違う」という話

久しぶりの投稿です。

明けましておめでとうございます。

 

今年はもう少し更新したいですね…。

 

コンビニに入ったら、何を見ていますか?

さて、最近色々インプットしているときに、ふと以前考えていたことを思い出したので、備忘的に記述。

 

「意識を変えると、世界が違って見える」という話です。

 

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例えば、コンビニで買い物するとき。

 

普通、欲しいものがあるかどうかを探して、あるいはちょっと目についたものをついでに買ったりして、店を出る。

それぐらいだと思います。

 

しかし、「別の目的」を持ったうえで入店するとどうでしょうか。

 

例えば、商品開発の人であれば、他店の商品研究の視点で商品をチェックするかもしれません。

 

マーケターの人であれば、最近の売れ筋を。

デザイナーの人であれば、パッケージのデザインを。

設計分野の人であれば、棚の位置と動線をチェックするかもしれません。

 

目に入ってくる情報は同じですが、「何に意識を向けるか」によって、得られるナレッジは随分と違ってくるわけです。

 

実際の業務でも、「視点」「視野」「視座」を意識しよう

日々のお仕事の中でも、漫然とルーチン業務をこなすのは、上述の例で言うと「コンビニで必要なものだけ買って出てくる」ようなもの。

 

しかし、意識を変えると、日々の業務の中にも様々な情報が隠れています。

 

例えばコールセンターの業務だとすると、プレイヤーの視点だけで業務をこなしていると、目の前の問い合わせにどう応えるか、ということだけに目が向きがちです。

 

しかし、例えばマネージャーの視点としては、サービスレベルであったり、センターの運営レベルに意識が向くはずです。

 

さらに言えば、「将来、コールセンターを立ち上げたい!」という目標を持ったうえで業務にあたっていたとすれば、1本のコールから得られるものも違ってきます。

 

よく、企業のマネジメント研修などでは「視点」「視野」「視座」という話が出てきますが、。

  • 視点:何を見るか
  • 視野:どこまで見るか
  • 視座:どの立場で見るか

 

何となく自分の仕事に停滞感を感じていたり、あるいは上司と話がかみ合わなかったりしたときには、

 

「自分はどの"視点""視野""視座"でモノを見ているか」

「違う見方はないか」

「相手はどの見方をしているか」

 

ということを意識してみると、今までとは違った世界が見えるかもしれませんよ。